拠点のインターコネクション(相互接続):企業のインターコネクションを促進

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大都市や新たな経済の台頭に、世界中の企業がビジネスチャンスを見出そうとしています。しかし、物理的にオフィスや人をその拠点に配置できるかが問題となります。この決定には検討すべきポイントがいくつかあり、その中で最も重要なのがインターコネクションです。

特定の場所の「インターコネクションレベル」は、世界経済フォーラムが発行するグローバル ITレポート中の、国のネットワーク能力を測定する「ネットワーク整備指数」で確認できます。ネットワーク整備指数が高ければ高いほど、企業にとってその国は拠点を置くのに適していることを示します。この原則はグローバルに展開する企業の成長にも当てはまります。企業の「インターコネクションレベル」が高ければ高いほど、多くの拠点での事業拡大の成功率が高まるということです。

相互接続された企業」ブログシリーズの第2弾のこの記事では、人々のインターコネクションから、グローバルな複数の拠点を相互接続する際の課題と「インターコネクションの状況」の向上に焦点を当てます。

リスクとコストの削減

企業のグローバル化が難しいのは、巨大な設備投資(CAPEX)と運営費(OPEX)が必要なことや、リモートITインフラおよび WAN の構築リスクの高さにあります。シンガポールのようなネットワーク整備指数が高い場所で事業展開するのか、またはギニアなどの通信インフラが殆どあるいはまったくない国で展開するのかによって、企業の拡大にかかる年数は大きく異なります。

基本的なインフラの問題は、グローバルなコロケーションのデータセンターを利用することである程度対応できますが、WAN接続の確立は厄介です。これまでのレガシーな企業インフラに基づくWANとインターネットベースのVPN接続では、柔軟性がなくコストがかさむため、迅速でコスト効果の高い拠点展開が難しくなります。また遅延しがちで管理しにくいベストエフォート型のインターネット接続では、グローバルなインターコネクションの品質とセキュリティの確保は困難です。

レガシーなWANを再構築し、従業員、パートナー、顧客がいる拠点に直接接続できるようにするため、本社集中型のITモデルから世界に分散されたモデルへ変革するインターコネクションのソリューションが必要です。インターコネクションのレベルが、進化を続けるユーザーのモバイルやソーシャル行動に俊敏に対応できるところまで到達すれば、グローバルユーザーを満足させ、顧客体験を満たすプラットフォームが確立できたこということになります。

グローバルなサプライチェーンの接続

一部の企業は、インターコネクションの性能を向上させるため、世界中に分散された各拠点により多くの帯域を割き接続してきました。しかしながらオンライン決済の業界では、帯域や接続の追加では遅延問題を解決することはできず、結局のところインターコネクションによって距離を縮めることにより解決しました。

国際空港がハブとなって世界の拠点への移動時間を短縮しているように、物理的に分散された「コミュニケーションハブ」に高速で直接接続することで、その2点間の到達時間を短縮します。そしてその各拠点においてローカルなパートナーと近接接続することが、より高いパフォーマンスと利益を企業にもたらします。

ビジネスの業務効率の向上

複数のパートナーと密に協業することで、グローバルな製造、輸送、流通企業間のオペレーションの効率を最大化し、コストを最小化できます。各拠点のローカルのパートナーとつながり、データをリアルタイムに分析することで相互作用は大幅に向上し、製品/サービスを世界の市場により速く届けることができます。

規制遵守の観点から、ローカルデータへのプライベート接続が使用可能か、あるいは国際的に分散したマルチ・クラウド間でセキュアな接続が可能かなど、グローバルなインターコネクションには検討すべき事項が多数あります。しかしすべてインターネットを介さず接続することで、データ侵害や攻撃等のリスクを回避するべきです。

「相互接続された企業」は、これらの問題の多くを解決し、その企業のデータセンターやIT機能のグローバルな拡張を簡素化します。

「相互接続された企業」シリーズの次回ブログでは、相互接続を通して企業のクラウドを拡張することについて説明します。

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