データのインターコネクション(相互接続):企業のインターコネクションを促進

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これまでにない膨大な量のデータの洪水が企業に押し寄せ、その複雑性を増しています。

IoT(Internet of Things)によって大量のデータが送り出されており、Gartnerは「2025年までに今日の5倍にあたる2,500万のモノがインターネットに接続される」と予想しています。 しかしながら、これはIDCが「2年ごとに倍増し2020年までに44ゼタバイトに達する」と述べるデジタルのユニバースの一部に過ぎません。そう考えると、44ゼタバイトのデジタルユニバースには実際の宇宙にある星の数ほどのデジタルビットが含まれることになります。

これらのデータのすべてが想像を超える潜在的な価値を秘めていますが、正しく保存、アクセス、分析できなければその価値を引き出すことはできません。「相互接続された企業」シリーズ第4弾のこの記事では、ますます増加する大量のデータを地理的に分散されたアプリケーション、クラウド、従業員、パートナー、顧客間で相互接続する際の課題に着目します。また、インターコネクションの戦略によって、いかに企業はこの押し寄せるデータの波に圧倒されずに対応できるかを検証します。

ほとんどの企業にとって、本質的な問題は、すべての企業データが個々の部門による縦割りで管理されており、全社の利益のためにアクセスしたりフルに活用したりすることが困難である点です。さらに多くの場合、データは企業のデータセンターに保存されており、エッジから遠く、非効率、高コストであるばかりでなく、アクセス時の侵害リスクさえあります。データはユーザー、アプリケーション、クラウド、分析、セキュリティの近くに保存されるのが理想です。そして、信頼性が高く、高速でセキュアなインターコネクションをベースにしたプラットフォームによってアクセスできるようにすべきです。

データのメリットを引き出す

企業は、以下の課題に取り組み、データの配置とインターコネクションがいかにデータの活用につながるかを考慮する必要があります。

  • ストレージ:従来のような社内データセンターのストレージでは、今日の増え続けるデータ量を扱うにはコストがかかり過ぎます。クラウドサービスを活用し、ユーザー、アプリケーション、分析システムをエッジに配置し、高速に直接接続すれば、データへのアクセスは高速でセキュアかつより経済的になります。
  • 帯域:企業が大量のデータを管理する際、従来のMPLSリンクや帯域コストが高い等の理由で制限を受けることがあります。また、パブリックインターネットを経由してのデータソースへの接続は、セキュリティおよびパフォーマンスといった点で望ましい手段ではありません。データをより近距離の直接相互接続に移行することで、高いコスト効果で遅延を低減し、変動するデータとネットワーク容量を管理することができるようになります。
  • データのセキュリティ:データをセキュアに扱い、保存して維持するため、地方自治体、規制当局、社内のリスクマネジメント、監査部門によるさまざまな規則があります。地理的に分散された複雑なマルチクラウド環境下であっても、データをローカルに保持し、それを必要とする人や組織に対して直接、セキュアなインターコネクションを行うことで、これら規則への準拠(データ主権)が容易になります。

 データを相互接続した場合のメリットは、

  • 分散した企業、クラウド、地域にまたがって、直接近距離でセキュアな接続を提供することで、大量のデータを最も価値ある場所に配信し、より簡単に管理、保護することができます。また、ローカルなプライベートクラウドおよびパブリッククラウド間で管理でき、信頼性が高い災害復旧ソリューションを簡単に導入することもできます。
  • オンデマンドで帯域を割り当て、最適で柔軟性があるプロビジョニングを行え、高速で低遅延のインターコネクションプラットフォームを構築することができます。
  • 地理的に分散された場所に所在するユーザーの近くにデータを配置することができるので、ユーザーはそのアプリケーション、クラウド、分析に、あるいは規制の変化に対応するために迅速にアクセスすることができます。

「相互接続された企業」シリーズの最後のブログは、デジタル経済の変化を続ける要求を満たす敏捷性を備えた革新的な「相互接続された企業」になる方法を探ります。

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