イノベーションの国「日本」でインターコネクションを加速

エクイニクスの東京地区最大のIBX 「TY11」 がクラウドの拡大とデジタル化を推進する理由

世界第3位の経済規模を持つ日本1は、イノベーションとテクノロジーの牽引役にあることで知られてきました。アジアから3都市のみがランクインした世界のイノベーション都市指数ランキング2において、東京はトップの評価を得ています。また、2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催地でもあり、観光客及び大会関係者による過去最大規模のネットワーク接続需要が見込まれています。

エクイニクスは、日本の経済発展とデジタルトランスフォーメーションの実現のために、常にプレミアムなインターコネクションおよびデータセンターサービスを提供してきました。2002年の日本市場参入以来、私たちは着実にデータセンター拠点数を拡大してきました。2015年のビットアイル買収・統合の効果もあり、現在では日本におけるマーケットリーダーの1社となることができました。

今日、エクイニクスは日本国内で13拠点のInternational Business Exchange™ (IBX®) データセンターを運用しています。これには、先日新たに開設を発表した日本最大規模となるIBXデータセンターTY11を含む東京のIBXデータセンター11拠点と、大阪のIBXデータセンター2拠点が含まれます。では、何故エクイニクスにとって日本はこれほど魅力的で重要な市場なのでしょうか?

増え続けるデータセンター需要とインターコネクション需要

Synergy Research Group3によると、2019年第1四半期の売上高ベースで日本は世界最大のリテール・コロケーション市場です。また、London School of Economicsのレポート4は、日本はデータ利用に関する規制のレベルが低く、結果としてデータ処理およびアプリケーション開発への投資が伸び、高品質で、高密度にネットワーク接続されたデータセンターへの需要が生み出されていると指摘しています。

日本の経済が資本投資と国際貿易に牽引されてさらなる成長を続ける中で、政府はデジタル経済の構築にますます焦点を合わせています。年次の調査報告書であるグローバル インターコネクション インデックスの第二版によると、東京は、アジアパシフィック地域で2番目に大きいインターコネクションの帯域成長が予測されており、2021年までに年平均成長率(CAGR)53%の成長が見込まれています。より高速な接続サービスはインターネットサービス利用量の増大を導き、結果としてデータセンター需要は引き続き高い伸びを示すでしょう。また、企業におけるサービスとデータ使用量の増加に伴い、インターコネクション(相互接続)の需要もより一層拡大すると考えられます。

一段と進むクラウド化とCSP

近年、世界各国でクラウドの利活用が急拡大する中、クラウド分野におけるリーダーとして日本の存在感は急速に高まっています。現時点での日本のクラウド化の進展レベルはアジアパシフィック地域で第4位と評価5されていますが、市場に参入するクラウドサービスプロバイダー(CSP)が増え、クラウドの利用が大きく拡大しており、IDCによる最近の予想では、2019年にはパブリッククラウド市場において日本は世界最大の市場の1つとなり、企業は74億米ドルをクラウドに投資すると予測されています。⁶

日本においてクラウド利活用を推進しているのは国内企業にとどまりません。日本に支社を持つ外国企業による利用も増加しています。多くの企業にとって、セキュリティ、コンプライアンス、またはネットワーク遅延といった理由から、よりビジネスに近接した場所でのデータ保管が重要になっています。企業がクラウド利用を拡大するなか、デジタルトランスフォーメーションとイノベーションの推進には、エクイニクスの新しいTY11のようなデータセンターが不可欠になると考えられます。TY11は東京の都心部に位置しています。CSPは顧客に近接するデジタルエッジのPlatform Equinix®上でサービスを提供することにより、シームレスで安定性のある、セキュアなデータ移動をエンドユーザーに提供できます。

イノベーションへの積極的な取り組み

日本は新技術の早期開発と活用に秀でた国として知られています。2020年を前にして、日本の技術とインフラストラクチャの発展には高い期待が寄せられています。日本は最先端のテクノロジーにより、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを史上最もイノベーティブな大会として成功させることを目指しています。すでに東京2020ロボットプロジェクト7などの取り組みをはじめ、多言語翻訳ツール、スポーツ関連のハイエンドなデータキャプチャデバイスといった大会向けロボット技術の開発が進められており、これらの取り組みは将来的なロボット開発の発展につながると考えられます。

オリンピック・パラリンピックはまたとないイノベーションのチャンスですが、日本の技術的イニシアチブを推進しているのはこれだけではありません。日本政府による「Society 5.0」と呼ばれる新たな取り組みは、IoT、ビッグデータ、AI、ロボティクスなどの革新的技術を日常的な業界と社会生活に融合させることを目指しています。政府はこの包括的な取り組みを通して、非効率なものを減らし、公共のインフラストラクチャの質を高め、社会のさまざまな側面におけるあらゆる社会的課題を解決しようとしています。国全体の長期的なデジタルトランスフォーメーションを目的とするこの取り組みは、結果として莫大な量のデータを生み出します。このデータ転送に少しでも遅延が生じると、これら新技術の活用に直接影響が及び、ユーザーエクスペリエンスの低下を招きます。したがって、セキュアで高速、かつ高い信頼性を備えたンターコネクションへの需要が高まると予想されます。

5Gの到来

日本は最近、2023年までに5Gを全国展開する計画を発表8しており、信号機に基地局を設置することでメッシュネットワークを形成し、接続の高速化と強靭化を実現しようとしています。これらの基地局設置は、インターネットの利用速度の向上だけでなく、最先端の自動運転車プロジェクトや緊急時におけるコミュニケーションもサポートします。

基地局から収集されたデータの用途には無限の可能性が広がります。さらに、5Gがもたらすより高速な接続やより効率的なエネルギー利用、低遅延といった技術的な飛躍は、そこからさらなる技術的ブレイクスルーを生み出すでしょう。エクイニクスの最近のブロク記事でも触れているように、さらに多くの企業が5G接続を利用するようになると、テクノロジーの急速な成長・拡大をサポートする高い信頼性を備えた高速なデータ交換サービスが一層不可欠になります。 

増大するインターコネクション需要を支えるTY11

東京で最大規模となる新しいIBXデータセンターTY11は、第1フェーズで950ラックと約3,700㎡のコロケーションスペースを提供します。最終フェーズ完了時には3,500以上のラックと約1万4,300㎡のコロケーションスペースを提供予定です。

ハザードフリー(災害リスクが低い)地区に位置するこの新施設は、日本のクラウドおよびネットワークサービスプロバイダー、金融サービス機関、コンテンツおよびデジタルメディア事業者からのインターコネクションとデータセンターサービスに対する需要拡大をサポートしていきます。

このような背景により、エクイニクスは日本市場を重要視し、継続した投資によりビジネスを拡大しています。TY11は、この非常にイノベーティブな国で今後さらに高まるであろうインターコネクションの重要性と必要性を踏まえて開設されたのです。日本政府のテクノロジーへの積極性と同様に、私たちは今後も意欲的にビジネス機会を求めていきます。

 

出典:

1 – https://www.bbc.com/news/world-asia-pacific-14918801

2 – https://www.reuters.com/article/us-global-cities-innovation/high-tech-tokyo-tops-list-of-worlds-most-innovative-cities-idUSKBN1KV1Z9

3 – https://www.srgresearch.com/articles/top-20-metros-generate-56-worldwide-retail-colocation-revenues

4 – http://www.lse.ac.uk/business-and-consultancy/consulting/assets/documents/at-the-nexus-of-trade-and-investment-sectoral-paper-digital-economy.pdf

5 – The Cloud Readiness Index 2018, Asia Cloud Computing Association

6 – https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS44891519

7 – https://tokyo2020.org/en/news/notice/20190315-02.html

8 – https://asia.nikkei.com/Spotlight/5G-networks/Japan-to-greenlight-5G-base-stations-on-200-000-traffic-signals

 

 

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