高速で安全、簡単ハイブリッドマルチクラウド

クラウドサービスへのネットワーク接続コストを70%削減

クラウドの「ユビキタス」な性質が評価され、企業やサービスプロバイダに関係なくあらゆる業界の団体にとってクラウドが「必要条件」になっています。 IDCの2018年のCloudView Surveyの報告によると、調査対象者の84%が「既にマルチクラウドを取り入れている」と回答し、「今後12ヵ月以内にマルチクラウドを検討するかどうかの質問では、94%にまで上昇します。調査に回答した企業も、自社のマルチクラウド展開では「5種類以上のクラウドアーキテクチャ」を現在活用していると回答しています[i]。

自社のアプリケーションをどのクラウドプラットフォームで運用するべきかの判断は、通常、企業固有のワークロードに対して最適なサービスを提供するクラウドサービスプロバイダによって決定されます。このように選択の自由があるため、IT部門が様々なクラウドプラットフォームを試して、どのクラウドプラットフォームが最高品質のサービス(QoS)を最善の価格で提供できるか確認するのに、わざわざ頭を悩ませる必要はありません。

企業とCSP間の接続に関する方針は、各企業にとっての最高レベルのサービス、パフォーマンス、セキュリティの要件の内容次第で異なってきます。多くの企業は、低レイテンシーまたは高レベルのセキュリティを必要としないアプリケーションに対しては、パブリックインターネットを利用してクラウドプラットフォームへのユーザーアクセスを低費用で抑えるようにしています。しかし、レイテンシーの影響を受けやすいワークロードまたはサイバー攻撃からの防御を強化する必要があるワークロードに関しては、インターネットでのデータ輻輳やセキュリティ問題があるために、多くのデジタルビジネスが必要とするハイレベルのQoS(サービス品質)および保護を保証することができません。


「世界全体で2018年から2022年にかけて、クラウド/ITサービスへのプライベートのインターコネクション(相互接続)伸びが年率 エンタープライズ(企業)で112%、サービスプロバイダで60%成長すると予測しています。」


「できる限り最高のユーザーエクスペリエンス」と「最高レベルのセキュリティ」を企業が提供しなければならない場合、ダイレクトかつセキュアなソフトウエア定義の接続によるプライベートのインターコネクション(相互接続)が最善のアプローチです。自社のアプリケーション、データワークロード、およびCSP間の「地理的ギャップ」を実質的に埋めるために企業が必要とするのは、高速で低レイテンシーの近接の接続(60 – 20ミリ秒未満)です。多くの場合、(希望して)選んだクラウドアプリケーションサービスが、自社のITインフラやユーザーと 同じロケーションには存在していません。従って、プライベートのインターコネクション(相互接続)のハブは、ネットワーク、クラウド、パートナー、そして顧客のエコシステムが密集するエッジのロケーションに配置する必要があります。

エクイニクスが発行する業界に関する報告書であるGlobal Interconnection Index (GXI) Volume 3によると、2018年から2022年の世界におけるクラウド/ITサービスへのセキュアかつダイレクトなインターコネクション(相互接続)は、年間でエンタープライズ(企業)で112%、サービスプロバイダで60%成長するとのことです。

エンタープライズ(企業)とサービスプロバイダ別のデジタルとビジネスのエコシステムへのインターコネクション(相互接続)の導入数

プライベートのインターコネクション(相互接続)の実例

韓国の主要ITインフラとクラウドサービスのプロバイダである、 NAVER Business Platform(NBP)は、グローバルでの事業拡大を加速すべくプライベートのインターコネクション(相互接続)を活用しています。NAVER社のクラウドプラットフォームはドイツ、シンガポール、日本、米国などの主要国を含む世界中で100を超えるクラウドサービスをPlatform Equinix®上で提供しています。 以前NBP社は、ユーザーに対して高いQoS(サービス品質)レベルとダウンタイムゼロを維持する一方で、自社のグローバルプラットフォームの拡張を必要としていました。これには、NBP社が自社固有のITインフラを展開し、世界中の全拠点を網羅する一元的なベンダー中立のインターコネクション(相互接続)とデータセンタープラットフォーム上でクラウドサービスのポートフォリオを迅速に拡大することが必要でした。

そしてNBP社は顧客、ネットワークプロバイダ、CSP間の接続のプロビジョニングをわずか数分で完了できるハイブリッドのマルチクラウドインフラを展開しました。Equinix Cloud Exchange Fabric™(ECX Fabric™)を活用することで、NBPの平均ネットワーク帯域利用が20倍になり、NBP社の顧客はクラウドサービスの消費を飛躍的に拡大できるようになったのです。

 

グローバルの食品サービスプロバイダであるSysco は、大量の業務データや顧客データの流入にペースを合わせ、場所や時間を問わずユーザーがこれらの情報にアクセスできるようにすることが必要でした。Syscoは、Platform Equinix上に高速ネットワークボーンを構築し、米国にある複数の自社のデータセンターに優れた費用対効果でインターコネクション(相互接続)を導入し、Equinix Internet Exchangeを介して高密度のネットワークピアリングエコシステムを活用しています。Sysco社は、クラウド内へのサーバ/アプリケーションの移行やデータ分析を行うために、ECX Fabricを「ハイブリッド/マルチクラウドのゲートウエイ(入口)」として活用しました。また、Sysco社は、自社のデータセンターから米国のEquinix International Business Exchange™の2拠点にデータのミラーリングも行いました。

Sysco社のインフラ部門のバイスプレジデントFrank Meril氏は、「社内ネットワーク、委託するデータセンター、クラウドプロバイダーなど、これらの異なるプラットフォーム間を全て繋ぐのに適切なパートナーはエクイニクスだと考えていました」と言及しています。Sysco社がネットワーク基幹をさらに最適化することで、分散したシステムを繋げただけでなく、モバイルユーザーからの受注を拡大することができました。「我々のモバイル注文システムを介してより多く注文がいただけるようになりました。エンドユーザーに応対時間を満足してもらえるように、ネットワークボーンによってシステムからのデータ取得を高速化しています」(Meril氏)。

パフォーマンス、拡張性、セキュリティ、そして回復力(レジリエンシ-)の改善に加え、NBP社やSysco社などのデジタル企業は、ユーザー、ネットワーク、クラウドサービス間のソフトウエア定義のインターコネクション(相互接続)の敏捷性(アジリティ)から恩恵を受けています。彼らがサービスを利用するために各CSPへ個別のP2P接続をプロビジョニングすることは、IT部門にとって非効率だけでなく費用対効果もよくありません。その代わりに、オープンAPI とECX Fabricなどのプログラミング可能なインターコネクション(相互接続)のファブリックを活用し、世界中の都市の複数のクラウドに簡単に数分間で接続をプロビジョニングすることで、ネットワーク接続費用を70%削減しています。[ii]

クラウドサービスへのネットワーク接続コスト削減率

どのようにプライベート接続が世界中のさまざまな業界のエンタープライズ(企業)やサービスプロバイダを推進しているかについては、Global Interconnection Index Vol 3.をご覧下さい。 “The Total Economic Impact™ of Equinix.”も一緒にご覧下さい。

[i] IDC Market Note, Equinix Expands ECX Fabric’s Global Footprint to Meet Growing Needs at the Digital Edge, doc # US45014619, April 2019

[ii] A Forrester Total Economic Impact Study commissioned by Equinix, April 2019.

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