エクイニクスとGoogleヨーロッパにおけるクラウド需要に対応

ここ数年間でクラウドコンピューティングの急成長に関する記事を多くの人が目にしています。特にヨーロッパではクラウドコンピューティングが急成長しています。ヨーロッパと中東/アフリカ(EMEA)における1200名以上におよぶITの専門家に対してエクイニクスが実施した独自の調査によると、10人中7人(71%)が今後数年間で企業のビジネスをクラウドに移行するだろうと回答しています[i]。IDCは、デジタルトランスフォーメーションの結果として、ヨーロッパの企業のハイブリッドクラウドデータサービスへの支出が2022年までに約650億米ドルに達すると予想しています。[ii]

こうした明るい見通しの中で、エクイニクスは今週開催されるGoogle Next ’19 Londonに三年連続でスポンサーになれることを喜ばしく思っています。エクイニクスの新しい仮想ネットワークサービスのプラットフォームである Network Edgeと共に、Google Cloudと連携した「Key Management as a Service:KMS(サービスとしての鍵管理」など、4月のNext San Francisco以降の我々のパートナーシップにおける進展内容を発表します。


2.3兆米ドル

IDCは、クラウドを含むデジタルトランフォーメーションを可能にする全ての技術やサービスに対しての支出は、2023年までに2.3兆ドルを達成すると予想しています。

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ヨーロッパにおけるクラウドの拡大を促進するデジタルトランスフォーメーション

クラウドはデジタルトランスフォーメーションを実現する重要な技術であり、ヨーロッパのデジタルトランスフォーメーションへの支出は今後も堅調に続くと予想しています。IDCは、クラウドを含むデジタルトランフォーメーションを可能にする全ての技術やサービスに対しての世界的な支出は、2023年までに2.3兆ドルに達成すると予想しています。西欧は2019年に米国に次ぐ二番目の市場となり、今回三番目である中国も予測時期の終わりまでに第二位の市場になると予想されています。[iii] さらにクラウドの導入の現状について、Eurostatによると、2018年時点で欧州連合(EU)内の大企業の半数以上(56%)がクラウドコンピューティングを利用しており、相当な数のヨーロッパの企業が、金融/顧客関連/ビジネスアプリケーション運用のため高度なクラウドサービスを利用しているとのことです。[iv] このようなことから、ヨーロッパの企業のクラウド/ITプロバイダへのインターコネクション(相互接続)は、2018年から2022年で年率116%まで拡大すると予想されています。

エクイニクスとGoogleがヨーロッパにおける取り組みを拡大

エクニクスとGoogleは、ヨーロッパ全体で高まるクラウドサービスへの需要をサポートすることに対して取り組んでいます。先日、Googleが中東欧(CEE)全域のクラウド需要に対応するためにポーランドのワルシャワに新たなクラウドリージョンをオープンすると発表しました。これによってロンドン、ベルギー、フィンランド、オランダ、フランクフルト、チューリッヒに次いでヨーロッパで展開する7番目のGoogle Cloudリージョンになります。 Thomas Kurian(Google Cloud CEO)は、今回の展開についてブログで次のように述べています。「今日の発表は、ポーランドやその隣国へのGoogleの長年にわたるコミットメントを補強するものです。この新たな地域においてCEEで運用しているGoogle Cloudの顧客は、クラウドベースのワークロードやデータの低レイテンシ(遅延)や高パフォーマンスの恩恵を受けることになるでしょう。」[v]

エクイニクスも、ソフィアやハンブルグでの新たなクラウドの接続を含む今後12ヵ月にわたる8施設の展開を計画しており、ヨーロッパにおけるプレゼンスを拡大し続けていきます。最近完成したリスボン、ブリュッセル、バルセロナ、イスタンブールの拠点を活用し、Equinix Cloud Exchange Fabric™(ECX Fabric™)を介したGoogle Cloudにすでに接続している企業が所在する19ヵ所のヨーロッパ拠点も今後補強していきます。最も近いGoogle Cloudの地域から 特定の拠点(ロンドン、チューリッヒ、アムステルダム、フランクフルト)への通信が5ms以下の低レイテンシ(遅延)となり、高価値のハイブリッドのアプリケーションに最適だと言えます。


「エクイニクスが発行しているGlobal Interconnection Index (GXI) Vol 3によると、ヨーロッパの企業のクラウド/ITプロバイダへのインターコネクション(相互接続)は、2018年から2022年の期間で年率116%にまで拡大することが予想されています。」


このような展開は、拡大するデジタルビジネスのハブとしてのヨーロッパ地域に対する我々のコミットメントを浮き彫りにしています。2007年に初めてヨーロッパに投資して以来、ヨーロッパにおけるPlatform Equinix® の導入率を高め、新機能を継続的に追加してきました。6月には、ヨーロッパ域内のロンドン、アムステルダム、フランクフルトの拠点(さらに拡大予定)で現在利用可能のNetwork Edgeの販売を発表しています。Network Edgeは、物理的に機器を設置することなくわずか数分でエクイニクス内の仮想化ネットワークサービスに加入できます。このことは、物理的なインフラを管理することなく新市場への参入を目論む企業、またはサービス化までの時間を短縮し、サービスプロバイダ、キャリア、企業で構成されるエクイニクスのエコシステムとの連携を望む企業にとって理想だと言えます。

ネットワークエッジに加えて、エクイニクスはGoogle Cloudと Equinix SmartKey™の連携を今週発表できることを喜ばしく思っています。まもなく新しい製品External Key Manager(EKM)により、Googleのインフラ外で保存/管理される暗号鍵を使うことで、企業はGoogle Cloud BigQueryとCompute Engine(GCE)のデータを保護することが可能になります。Platform Equinix®上で、安全な鍵の保管、暗号化、トークンナイゼーションサービスが提供されます(パフォーマンス、ガバナンス、リスク、コンプライアンス(GRC)の要件の対応をクラウドやキャリアに近接したデジタルエッジにてサポートします)。External Key Managerは、鍵へのアクセス、利用、ロケーションの監視証跡機能を提供し、企業の最も厳格なガバナンス要件を満たすことが可能になります。

上記の展開およびどのように最高品質のハイブリッドのマルチクラウドアーキテクチャをエクイニクスとGoogle Cloudの連携で構築できるかについての詳細は、11月19日~21日のExCelコンベンションセンター(ロンドン)のF20のブースにてご紹介します。Google Next ’19 UKにおける全体アジェンダをご確認いただき、我々のチームとのミーティングもスケジューリングすることができます。

クラウドに安全にデータを保管する方法についての詳細は、Key Management as a Service white paper(サービスとしての鍵管理のホワイトペーパー)をダウンロードして下さい。

また、 Network Edgeと ECX Fabricを介したGoogle Cloudの無償トライアルにも登録できます。

[i]  “7 out of 10 Businesses Moving More to the Cloud Despite Two Thirds of IT Leaders Fearing Security Risks(IT責任者の3分の2がセキュリティリスクを脅威に感じながらも、7割の企業がクラウドへ移行)”、エクイニクス、2018年11月

[ii] European Infrastructure Trends: 10 Tectonic Shifts in European Infrastructure for 2019 and Beyond(ヨーロッパにおけるインフラのトレンド:2019年以降のヨーロッパのインフラに関する10の構造改革)”、IDC、2019年10月

[iii]  Worldwide Spending on Digital Transformation Will Reach $2.3 Trillion in 2023, More Than Half of All ICT Spending, According to a New IDC Spending Guide(最新のIDC支出ガイドによると、2023年には世界規模でデジタルトランスフォーメーションへの支出が2.3米ドルに達し、全ICT支出の半分以上に拡大)”、IDC、2019年10月

[iv] ”Cloud computing services used by more than one out of four enterprises in the EU(EUにおいて4社中1社以上がクラウドコンピューティングサービスを活用)“”Cloud computing – statistics on the use by enterprise(クラウドコンピューティング-企業の利用状況に関する統計)“Eurostat、2018年12月.

[v] ”Accelerating cloud adoption in Poland with key partnership and a new cloud region(ポーランドでの主要パートナーシップでのクラウド採用の加速と新しいクラウドリージョン)”、Google Cloud、2019年9月Google Cloud Locations

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