アジアパシフィックをさらなる成長の高みへ

2019年は、私個人にとってとても素晴らしい1年でした。アジアパシフィックのプレジデントという立場からちこの地域を担当する機会に恵まれたからです。技術の急速な発展が企業に多大な影響を与えるさまを様々な市場で目のあたりにしました。2020年も皆さまがインターコネクションを通じてデジタルトランスフォーメーションを加速することを引き続きお手伝いできることを、心から楽しみにしています。

今年のアジアパシフィックでは、ビジネス成長からイノベーション、人材育成まで、エキサイティングな成功がいくつもありました。そこで、年末年始の休暇を前に、今年アジアパシフィックで成し遂げた素晴らしい成果をふり返ってみようと思います。

デジタルエッジの拡大

CEOのCharles Meyersはこのように述べています、「私たちエクイニクスの行動の源は、世界をさらにつなげようという夢と熱意です」つまり、私たちはお客様の需要の増加に応えるために、グローバルなフットプリントを拡大していくということです。

この方針のもと、2019年に当社はまったく新しいデジタル市場、韓国に参入しました。8月にSL1 International Business Exchange™(IBX®)データセンターがオープンした韓国は、世界でも特に活気のあるデジタル経済圏のひとつです。

さらには、上海(SH6 – 400ラック)、香港(HK1、HK2、HK4 – 1,700ラック)、東京(TY11 – 3,500ラック)、大阪(OS1 – 475ラック)、シドニー(SY5 – 1,825ラック)、パース(PE2 – 225ラック)など、10か所の建設・拡張計画を達成し、最終的な投資額は総計5億3,500万ドルとなりました。現在アジアパシフィックの13の都市で44のIBXデータセンターが稼働していることをとても誇らしく思います。

イノベーションでインターコネクションを加速

技術の進化とともに、私たちのサービスも進化しています。この1年を通じて、お客様がデジタルトランスフォーメーションを加速できるよう、接続性、信頼性、セキュリティを強化するサービスの充実を図ってきました。その成果の一端をご紹介します。

まず、Equinix Cloud Exchange Fabric™ (ECX Fabric™)の対象エリアを拡大しました。ECX Fabricは、増加の一途をたどるオンデマンドのインターコネクション需要に応えるために設計され、世界5大陸、全38カ所のECX Fabric拠点間接続をサポートしています。このようにインターコネクションサービスが拡大したことで、アジアパシフィックのお客様はエクイニクスのグローバルなインターコネクションプラットフォームであるPlatform Equinix®のキャパシティを活用して、クラウド、ネットワーク、サービスをデジタルエッジにおけるデータセンターにグローバル規模でプライベート相互接続しています。お客様はグローバル規模での接続が可能になるため、世界各地の多様なクラウドサービスプロバイダーを利用できるようになります。さらに、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアパシフィックのお客様が、オンデマンドに相互に接続できるという点も重要です。

一方、仮想ネットワークサービスとして「ネットワークエッジ」も発表しました。企業が分単位で仮想的にネットワークを刷新できる画期的な新製品です。これは、様々なベンダーのネットワーク機能仮想化(NFV)技術を活用して実現しました。ベンダー各社がエクイニクスでお客様のデジタルサプライチェーンに接続されます。ネットワークエッジは、物理的なデータセンターもハードウェアも必要とせずに、Platform Equinix上でネットワークサービスを展開する新たな方法を企業にもたらします。ECX Fabricと組み合わせれば、アジアパシフィックのお客様は仮想エッジデバイスを利用してグローバル市場のクラウドやネットワークプロバイダーと相互接続できるようになり、全世界の何千何万という新しいビジネスパートナーとのビジネスチャンスが広がります。

当社のビジネスにおいてはパートナー企業の皆様が大切な役割を果たしています。そこで、2019年には、パートナー企業とのコラボレーションを強化して高度な接続性を提供し、アジアパシフィックの企業がハイブリッドクラウドを活用しデジタルトランスフォーメーションをさらに加速できる環境を整えました。Amazonのクラウドサービス、AWS Direct Connectが香港でも利用できるようになったのはうれしいことでした。おかげで、アジアパシフィックにおけるハイブリッドクラウドの発展が加速したと言えます。また、OracleのGeneration 2 Cloudインフラストラクチャも、東京の当社International Business Exchange™(IBX®)データセンターにつながったため、Hewlett Packard Enterpriseと協力してアジアパシフィックのPlatform Equinix®でAzure Stack-as-a-Serviceを立ち上げることができました。

ビジネスの枠を越えて

社員こそが企業価値の源泉である―エクイニクスは真にそう考えています。だからこそ、誰もが楽しく勤務でき、エクイニクスの従業員であることを誇りに思って人に語れる、そんな親しみやすい環境を目指しているのです。

多様性、受容性、帰属意識を企業文化の真ん中に据え、私たちはさまざまなプログラムを通じてその信念を貫いています。Equinix Women’s Leader Network(EWLN)は、その代表的なものです。女性社員が自身の成長と存在価値、そして業務で結果を残すチャンスを追求できる環境を作ることを目標にしています。当社のこうした取り組みは実際に成果を出しており、名誉なことに、今年11月には香港で米国商工会議所の「Women of Influence Award—Best Company for Women Award」を獲得することができました。これはまさに、文化や性別、民族、社会的バックグラウンドなどを超えて社内における受容性を育んできた、当社の継続的な取り組みが評価された証です。

個人の成長は、職場環境の枠を超えるもの。そう断言してもいいでしょう。エクイニクスでは、満足感や創造性、サービス、コミュニティを通じて従業員ひとりひとりが心から目的意識を持てるよう図っています。たとえばEquinix Impactプログラムでは、従業員が個人として快適に過ごすことができ、自分にとって最も大切な人や大義に関わるチャンスを持てる、そんな職場を作ることを目指しています。

また10月のImpact Monthは、社員がコミュニティに貢献する機会でした。アジアパシフィックでは様々な活動を展開しました。例えば、シンガポールのチームが野良犬のための犬小屋清掃というプログラムをスタートしました。オーストラリアでは、ホームレスのために食べ物や毛布を提供しており、中国では地方の子どもたちに向けて、いかにして社会的流動性を高めるのかを教えました。また、香港では貧困層の人々にお弁当1,200食を提供したほか、地元の慈善団体と協力して、数十年に一度という強力な台風の被害を受けた被災者も支援しました。アジアパシフィック全体で449の参加協力を受けて、およそ1,924時間で37,000米ドルの寄付金を集めることができました。

2019年を総括して

エクイニクスアジアパシフィックが2019年に成し遂げたことを誇らしく思います。私たちの歩みはこれからも続きます。最新の『グローバル インターコネクション インデックス(GXI)』によると、アジアパシフィックでは、2022年までにインターコネクションの帯域幅が56%のCAGRに達し、3,825 Tbpsを超えると予測されています。2020年も引き続き、当社事業の発展、サービスの拡充、従業員の育成を継続して実施し、お客様が全世界で活躍できるように、あらゆる人を相互につなぎ、あらゆるものを統合する、そんな年にしたいと考えています。

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